【就活生向け】ゲーム会社の特徴とは?【ゲーム会社編①】
こんにちは。涜(とく)です。
記事としてはこれが初投稿になります。
色々と話していきたいところではありますが、まずは私自身がそれなりに企画の仕事を体験してきたというのを証明しなければなりません。
というわけで、初めは簡潔な私の経歴とゲーム会社ってどんな感じなのかについて話していこうと思います。
私の経歴
今まで関わったプロジェクトは運営・開発1件ずつの計2つで、現在はまだ世に出ていないゲームの開発に携わっています。
ゲーム会社について
会社の種類について
大きく分けると、
- パブリッシャー
- デベロッパー
たとえばウチは基本デベロッパー(開発会社)であまり外には名前を出さず、お金を出してくれる会社から依頼されてゲームを開発・運営しています。
この"お金を出してくれる会社"というのも、ゲーム会社だったりそうでなかったりします。
ゲーム会社であればパブリッシャーと呼ばれる、ゲームの販売が事業範囲に含まれる会社になります。(よく聞く有名な会社は大体コレです。「メーカー」とも呼ばれたりします)
稀ですが、他にもプロデュース専門のマーケティング系の会社だったり、企画・運営のみ行うところであったり色々な出資元のパターンがあります。
上のように紹介しましたが、自社で開発するパブリッシャーのイメージも普通にあると思います。実際そのように活動しているところもありますが、すべて内製ということはあまりないです。
会社の作るゲームの傾向について
どのタイプも作れる企業もありますが、だいたい得意不得意があったりして「入ったら思ったのと違うの作ってた」なんてこともあるので、会社選びの際は興味のあるタイプのゲームを作っている会社なのか事前に調査しておきましょう。
- コンシューマー(ゲーム機)
- コントローラーを持って遊ぶやつはコレです。
- 新しい会社は少なめで、良くも悪くも伝統的な文化のある会社さんが多い印象です。
- モバイル / ネイティブアプリ(スマホ (ほぼないけどたまにガラケー))
- 毎日遊んでやめられないのがコレです。
- 非常に多くの会社が参入しています。基本的にビジネス色が強いです。
- ソシャゲバブルが弾けたり開発費高騰だなんだって感じのようですが、量産ゲーでコストダウンしてなんとかやってたりします。
- ソシャゲだけでなく、ハイパーカジュアルゲームなんかも作ってたりします。
- アーケード(ゲーセン)
- 身体を使って遊ぶゲームがコレです。
- 筐体が必要だったり場所取ったりしてコストが高く、近年では縮小傾向のようです。
年収・給料について
いろいろと他に情報出しているところだと「だいたい平均年収は300~600万あたりですよ」とか書かれているのを見かけるのですが、それは働き始めて数年経ってたり業界渡り歩いている人だったりが受け取る額であり、新卒の初任給などであれば実際はもっと低いです。
私や他社に行った業界同期の話を聞いていると、「250万~400万いかないくらい」くらいが若手のリアルな年収になりそうです。
他業種の方曰く、相対的に年収が低くなる傾向があるのは、"賞与がない場合がある","見込み残業の想定残業時間が長い"あたりが原因となりそうとのこと。
どんなに行きたい会社であっても、あれっ?ってことが無いように募集要項はしっかり確認しておきましょう。
案外大手さんでも給料が安かったりするので、"良い環境での仕事"と"裕福な生活"は基本的にトレードオフだと割り切っておきましょう。
まぁ、下地がITでできていたり、他業界にも根を張っている強い会社さんとかは、我々からすると大盤振る舞いみたいな額が出るようですが。
職場の雰囲気
私はあまり気にしないタイプなのですが、就活サイトなどで意外と多くの記載があるので触れておこうと思います。
正直、会社によります。
ゲーム会社だからこう、というのはありません。
とはいえ、これだけでは納得しかねるかと思いますので、より突っ込んだ話をしようと思います。
両方とも間違っていないと思います。
無理なスケジュール、そびえ立つ残タスク、取られていない予算。そして、2週に1度くらいは見る「腹痛で休みます」連絡。
この状況を仲間内で分かち合うか、独りで静観するかはあなた次第です。
総じて私の言いたいこととしては、ゲーム開発はなんだかんだ言って厳しいところがどこかしかあります。多くの場合これを強行突破しようとするので、体育会系のノリで乗り越えようとしたり、職人タイプのクリエイターと管理側が険悪になったり色々あります。このような切迫した空気が流れるという状況は避けられないと心構えを持っておくと、よく期待される楽しそうな雰囲気とのギャップは防げると思います。
「ゲーム好きな人が集まるから話は合う」というのは、当たり前ですが趣味の話であって仕事に対するスタンスではありません。納得のいく進行や、十分なマネジメント、予算や納期の余裕があって初めて本当の意味で雰囲気が良くなると思います。
趣味の話だって余裕があるからこそ出るのです。
総括
きっとそんなにいいイメージは持たれなかったかと思いますが、これくらいでフラットな評価だと思います。
"遊びを作る"というさぞや夢のある業界なんだろうと思われていた方には残念ですが、それが通用するのはほんの一握りの企業だけです。
ゲーム業界は40~50年くらいの歴史を持つ業界で、かつてはファンキーな時代もあったようですが現在はビジネス色もますます強まっています。そのおかげか昨今では地に足のついた、ある意味夢のない業界になっているという感じです。
また同時に、安定して売れるものの作り方をある程度覚えたためか、本気で面白いものを作るための挑戦的な投資がしづらい状況になっているのではないかと思います。
面白いもの、すごいもの、自分が考えたものを作りたい情熱的な人には向かい風ですが、ゲームに興味があって作るのにも興味がある人は、人生の一部削ってやってもいいかなと思ったらぜひ目指してみてください。
あなたの人生、あなたが主人です。
どうかあなたのキャリアに悔いのなきよう。

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